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一戸建てを20代で購入するメリット

一戸建てを20代で購入するメリット

いつかは自分の家を持ちたい!と考えてはいるものの、いつがベストなタイミングなのかわからないという方は多いのではないでしょうか。住宅金融支援機構の調査によると、住宅購入者の年齢分布は30代が60%と最も多くなっています。とはいえ、最近は20代のうちに一戸建てを買ってしまおうと考えている方も増えているようです。では、20代のうちに一戸建てを買うメリットとはなんでしょうか? そのポイントとともに詳しくご案内していきます。

20代で一戸建てを購入するメリット

20代で一戸建てを購入するメリットには以下のようなものが挙げられます。

夫婦で返済ができる

20代で結婚をしてすぐにマイホームを購入すれば、子どもが生まれるまでの間は共働きをすることが可能ですので、夫婦2人分の収入から返済をすることができます。できるだけたくさん繰り上げ返済をしておけば、月々の返済額を減らすことも可能です。出産育児などで妻が働けなくなってしまったとしても安心です。

賃貸住宅に住む期間を短くできる

結婚してすぐに一戸建て住宅を購入すると、アパートなどに住む賃貸期間を短縮することができます。
毎月の家賃の支払いを住宅ローンの返済に充てられます。

住宅ローンの返済が楽になる

20代の頃は30代と比べて給料が低いのが一般的。その時期の収入の範囲内で住宅ローンを借りておけば、30代、40代になって給料が上がった場合、返済がかなり楽になるはずです。

老後資金を貯めやすくなる

住宅ローンを早く組めば、その分早く完済することができます。できるだけ若いうちに住宅ローンを返し終えることで、老後資金を貯めやすくなります。

20代で購入するのに適した一戸建て

20代で一戸建て住宅を購入するときには、夫婦でどのような将来設計をしているかによって必要な家の広さや間取りは変わってきます。たとえば、できるだけ早く子どもが欲しいと考えている夫婦なら、あらかじめ間取りに子ども部屋を組み込むのも方法のひとつでしょう。

将来的には子どもは欲しいけれど、いまはしばらく夫婦ふたりの時間を楽しみたいというのであれば、あえて独立した子ども部屋は作らず、オープンスペースとして間取りに取り入れておくのもおすすめです。

また、20代の頃はスタイリッシュな家に住みたいと思っていても、30代、40代になると好みが変わることもめずらしくありません。長く住み続けることを考慮したデザインを選ぶことも大切です。

どのような家を建てるにしてもまずは予算が重要ですから、20代のいま、いくらの住宅ローンが組めるのか、月々の返済計画に無理がないのかなどをあらかじめ調べておくようにしましょう。

20代で一戸建てを購入する際のポイント

20代で一戸建てを購入する際に大切なのは、夫婦でしっかりと将来の見通しを立てるということです。

たとえば、いまは夫婦共働きで2人分の収入があっても、将来子どもが生まれると、夫だけの収入になってしまう可能性は少なくありません。夫婦2人の収入を元にして住宅ローンの返済計画を立てていた場合は、月々の支払いに無理が生じてしまうことも。

また、日々の子育てにかかるお金とは別に、進学費用などの蓄えをしなくてはなりません。早くに住宅を購入するということは、家の経年に長く付き合うということですから、修繕費も必要になってきます。住宅ローンを返済しながら、こうした費用を捻出することもしっかりと考えておくことが大切なのです。

このように、20代で一戸建てを購入することには多くのメリットがあります。上記を参考にしてぜひ検討してみてはいかがでしょうか。