マイホーム購入ステップ

まずは家族がどんな生活をイメージしているか希望を出し合って、イメージ作りを行いましょう。住みたいエリアは？　交通の便は？　リビングは？　キッチンは？　お風呂は？　間取りや部屋の広さは？　どんなことでもいいから、すべてを書き出すことが大切。その上で将来まで考えた希望をまとめて、住みたい家のイメージを固めていきます。

住宅購入に関する書籍やインターネットなどで勉強してからの方が効率的に情報収集できます。新聞折込・住宅雑誌・ポータルサイトなどで広く情報を集めましょう。たくさんの物件がありすぎて目移りしてしまうかもしれませんが、家族の希望する優先順位に基づいて、いくつか物件を絞り込みながらより詳しい情報を入手しましょう

マイホームの購入にあたり、最も大切なのは資金計画を立てることです。まずは購入金額や税金、その他諸費用の支払いなど、必要となるお金をすべて把握しましょう。その上で、自己資金、ご利用可能な住宅ローン、借入金額、毎月返済金額などを確認します。家族の将来や人生設計を考え、無理のない健全な資金計画を立てることが大切です。

興味のある物件を見つけたら、モデルハウスへ行ってみましょう。モデルハウスは実際の家と同じ空間をつくり、家具や小物を置いてコーディネイトしています。現地では間取りや日当たりなどを見ながら、そこで生活するイメージをふくらませましょう。また、コーディネイトしてある家具や設備などは、オプションの場合があるので注意。疑問や気になることがあったら細かいことでも気にせずに係員に色々と質問をしましょう。

気に入った物件情報を入手したなら、さっそくその場所へ。できるだけ家族全員で行ってチェックするといいでしょう。駅までの距離は？　スーパーや学校、病院は近くにある？　周辺環境をしっかりと確認します。平日と土日、昼と夜では混雑度などが異なることも多いので、できれば数回出向くといいでしょう。

希望の家が見つかって、資金計画のプランも出来上がれば、まずは物件を押さえるために購入申し込みを行います。その際、物件の10％以内の申し込み金を支払います。その後、建物の構造や面積、登記の内容など「重要事項説明」を受け、問題がなければ契約書に署名・捺印して手付金を支払い、契約完了です。

建築前や建築途中での契約の場合は、完成後、問題がないか自分の目で確認しましょう。問題があれば補修を依頼。完了後に引き渡しとなります。