住む前に知っておきたい！ 子育てしやすい街の見分け方

子育て世帯が新築一戸建てを探すとき、どのような間取りの物件に住むのかも大切ですが、それ以前に自分たちが住む家の周辺環境も重要なポイントのひとつです。では、どのような環境が子育てする上でふさわしいのでしょうか。そこで今回は、物件を選ぶ際に重視すべきポイントについて、詳しく解説します。

育児や教育をサポートしてくれるか

子育て世代が住む場所を探すときには、その自治体が育児や教育をサポートしてくれるエリアなのかをしっかりと見極めることが大切でしょう。
子育て手当や医療費補助などのような金銭的なサポートは充分か、公立小中学校の教育カリキュラムは充実しているかなど、複数の自治体と見比べてみることをおすすめします。特に共働き世帯の場合は、保育所の数や待機児童率なども事前にしっかりとリサーチしておくようにしましょう。
その地域が子育てに手厚いエリアかどうかを効率的に見極めるには、自治体のホームページを確認するのが効果的です。子育てに関する情報量が多く、しっかりとまとめられているところは、子育てサポートに力を入れている地域だと考えて間違いないでしょう。

公共施設は充実しているか

住まいの周辺にスーパーや銀行、公園などが充実しているかどうかも、子育て世帯にとっては大切なポイントです。最寄り駅の周辺、駅から家までの道中、家の周辺にどのような店や公共施設があるのかを一通り確認しておきましょう。そこに集まる人たちの年齢層が若過ぎたり高齢すぎたりしないことが大切です。
また、家の周辺に医院や総合病院などの医療機関があるかどうかも必ずチェックしておきましょう。特に自家用車を所有していない家庭では、徒歩もしくは自転車で通える圏内に公共施設があることが絶対条件です。

安心して暮らせるか

その街が安心して暮らせる場所かどうかというのは、子育て世帯にとって最も大切なポイントのひとつです。
交通事故や治安、防災への取り組み、通学路のガードレール・横断歩道の有無、交通量、人通りなど事前に必ず確認しておきましょう。昼間は交通量が少なく静かな場所だったとしても、朝夕の通勤通学時には状況が激変するところも少なくありません。可能であれば、子どもの登下校の時間帯に合わせて実際に現地をみておくことをおすすめします。また、地震やそれに伴う津波に対して警戒する人も増えているようです。住んでいる場所の海抜、想定される最高震度、地盤の固さなどもあらかじめ知っておくことも大切でしょう。

子どもが成長するにつれて必要な条件もさまざまに変化していくものです。子育て世帯が住まいを決める場合には、上記の内容を参考にして将来的なことも考えながら最適な新築一戸建てを選んでください。