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同棲を賃貸で始めるときに知っておきたいこと

同棲を賃貸で始めるときに知っておきたいこと

お互いが1人暮らしをしているよりも、一緒に暮らした方が家賃や光熱費が安く済むのでは? という理由から同棲を検討しているカップルもいるでしょう。そこで今回は、賃貸物件で同棲を始めようと考えているカップルのために、同棲に必要な初期費用やおすすめの間取りなど、大切なポイントを詳しく解説します。

同棲を始める際の初期費用

同棲を始める際にはさまざまな費用が必要になります。これから2人で暮らす場合、この費用面をどのように扱うかがとても大切です。一般的には男性側が多めに費用を負担するケースが多いようですが、お互いの収入を明確にした上で双方が納得いく配分を決めていくと良いでしょう。
では、実際に同棲を始めるとなった場合、どのような費用が必要なのでしょうか。主なものを下記にまとめてみました。

・敷金……修繕費用などに充てられる費用。退去時には返金されることがほとんど。
・礼金……大家さんに支払うお金。物件によっては礼金がないところも。
・仲介手数料……不動産業者へ支払う手数料。不動産業者を通さない場合には不要。
・前家賃……物件によっては1、2カ月分の家賃前払いを求められるケースも。
・鍵交換費用……前の入居者が使っていた鍵を新しく付け替えるための費用。
・火災保険料……賃貸契約でも必要な費用です。
・共益費……物件の管理、維持費用で、家賃と一緒に毎月支払うのが一般的。
・家具・家電台……洗濯機、冷蔵庫、エアコン、カーテンなど生活必需品を揃えるための費用。
・引越し費用……新しい住まいで同棲を始める場合には2人分の引越し費用が必要。

同棲の物件探しのコツ

これから同棲を考えているカップルにとって、物件選びは大切なポイントです。ここで失敗をすると、愛を深めるための同棲のはずが台無しになってしまうことも……。では、実際に物件を探す場合、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。
最も大切なことは、「お互いのプライバシーが確保できる間取り」であるということです。たとえどんなに愛し合う2人でも、自分だけの時間が必要なこともあるはず。1Kの間取りでは四六時中同じ空間に2人一緒にいることになりますから、息苦しさを感じてしまうカップルも多いようです。その点、2部屋以上ある間取りであれば、それぞれの部屋を設けることもできますし、万が一ケンカをしてしまった時でも気まずくなることもありません。1部屋の間取りと比べると家賃は割高ですが、同棲生活を快適に続けようと思うのなら、なるべく2DKなど2部屋以上の物件を選んだほうがいいでしょう。

同棲の注意点

同棲を始めるにあたって注意すべきなのが、物件によっては婚約をしていない状態での同棲は認めていないところもあるということ。同棲することを伏せたまま契約してしまったり、1人暮らし用の物件に2人で住んでしまったりすると契約違反になるケースもありますので気をつけましょう。物件を探す時には、不動産会社に同棲をすることを正直に伝えた上で、2人入居可とされている物件を選ぶことが大切です。

同棲生活を通して相手の知らなかった一面を知ることや、価値観や生活スタイルの違いを知ることは、今後の2人の人生にとって大変貴重な経験です。上記の内容を参考にして、ぜひ幸せな同棲生活を始めてみてください。