近頃は引越しの挨拶をしないという人も増えていますが、マイホームを購入したとなれば、ご近所さんとは長いお付き合いになるはず。
ご近所付き合いを良好な関係でスタートするためにも、引越しのご挨拶はしておきたいですよね。
今回は、引越しの際のマナーについて解説します。
今までご近所付き合いをしていた方には、引越しの3日前くらいまでにはご挨拶を済ませておいた方が良いでしょう。
特に手土産は必要ありませんが、大家さんや管理人さん、特別に親しくしていた方には、お茶や菓子折などをお礼に持って行っても良いでしょう。
餞別をもらったり送別会を開いてもらったりした時には、引越し後に当地の特産品を近況報告に添えて送ると、相手も喜んでくれるでしょう。
よく「向こう3軒両隣り」などと言うように、自宅の両隣り、それに道を挟んだ3軒、裏のお宅にもご挨拶に行くのが良いでしょう。
マンションでは、両隣の他に上下の階の方にもご挨拶しておくのが一般的です。引越し当日はバタバタしますから、できれば事前にご挨拶を済ませておくことも大切です。
注文住宅の場合は、工事が始まる前に近隣にご挨拶回りをしておくことも、入居後のスムーズなご近所付き合いのきっかけになるはずです。
手土産はあまり高価なものは好まれません。
簡単な日用品などが良いでしょう。その際、熨斗(のし)の水引は「紅白の蝶結び」、表書きは「御挨拶」と書いたものを用意しておきましょう。