マイホーム購入相談室
Q5/引越しの時の挨拶はどうしたらいいの?
新築住宅を購入したけど、引越しの挨拶はどの程度行ったらよいの?
今まで住んでいた場所の近隣の人にどこまで挨拶をしたらいいのかわからないし、新しく引っ越す先もどの程度挨拶に行ったほうがいいのかわからない……。
引越しの際に注意することってどんなことがあるのかしら??

近頃は引越しの挨拶をしないという人も増えていますが、マイホームを購入したとなれば、ご近所さんとは長いお付き合いになるはず。

ご近所付き合いを良好な関係でスタートするためにも、引越しのご挨拶はしておきたいですよね。

今回は、引越しの際のマナーについて解説します。

今住んでいるご近所の方へのご挨拶は?

今までご近所付き合いをしていた方には、引越しの3日前くらいまでにはご挨拶を済ませておいた方が良いでしょう。

特に手土産は必要ありませんが、大家さんや管理人さん、特別に親しくしていた方には、お茶や菓子折などをお礼に持って行っても良いでしょう。

餞別をもらったり送別会を開いてもらったりした時には、引越し後に当地の特産品を近況報告に添えて送ると、相手も喜んでくれるでしょう。

引越し先のご近所の方への挨拶は?

よく「向こう3軒両隣り」などと言うように、自宅の両隣り、それに道を挟んだ3軒、裏のお宅にもご挨拶に行くのが良いでしょう。
マンションでは、両隣の他に上下の階の方にもご挨拶しておくのが一般的です。引越し当日はバタバタしますから、できれば事前にご挨拶を済ませておくことも大切です。

注文住宅の場合は、工事が始まる前に近隣にご挨拶回りをしておくことも、入居後のスムーズなご近所付き合いのきっかけになるはずです。

手土産はあまり高価なものは好まれません。
簡単な日用品などが良いでしょう。その際、熨斗(のし)の水引は「紅白の蝶結び」、表書きは「御挨拶」と書いたものを用意しておきましょう。

近隣の人への挨拶のマナー
早めに連絡。遅くとも2・3日前までに
基本的に手土産は不要
餞別を頂いたら、引越し先の特産品などと一緒に近況報告すると良い
引越し先の人たちへの挨拶のマナー
「向こう3軒、両隣」+裏の家までご挨拶(マンションの場合は上下階)
引越しの挨拶は、当日よりも事前に
手土産は500~1,000円程度。熨斗の水引は「紅白の蝶結び」、表書きは「御挨拶」
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